井戸
2020/10/29
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解体リサーチです!
今回は弊社の協力会社様の現場でも最近2件程ありました、井戸、古井戸についてお話させていただこうと思います。
井戸、最近の若い人は名前やどんなものかわかっていても実物を目にしたことが無いという人が多いのではないでしょうか。
ですが都内23区でもまだ築年数の重ねている住居の庭先なんかには今は使われていなかったり、井戸の機能をなさなくなってしまったりというものがおおいですが、まだ井戸が残っていたりするものなのです。
この古井戸があった際は一般的にはお祓いをしてから取り壊すのが一般的です。
さて、ここで井戸掘り工事のほかに、古井戸撤去の際にもお祓いをするのはなぜなのでしょうか。
井戸の中には、水の神様や霊が宿っていると古くから伝えられており、「よい水をいつまでも安心して飲めるように」と祈願することで、水の神様や霊が井戸水を守ってくれていると信じられていました。
古井戸撤去にあたり、これまで水を守ってくれていた水の神様や霊に、これまでの感謝もなく突然井戸を埋め、閉じ込めてしまうのは失礼で罰当たりな行為に当たると考えられています。
しかし、お祓いというのは科学的な根拠がなく、お祓いをしないという方もいらっしゃいます。
といったところで今回はこの辺で、以上解体リサーチでした!