悪徳解体業者の見分け方

どのような解体業者が悪質だといわれているのか?お客様からのご相談が寄せられたトラブルの内容は大きく分けて二つあります。
・一つ目は、解体業者とのトラブル
・二つ目は、近隣にお住まいの方々とのトラブルです。

安価な金額を提示するすべての解体業者が悪いわけではありませんが、残念ながらまだまだ悪徳解体業者は存在しています。近年その手口は多様化し複雑化しています。また、不景気になり他業界から解体業界に進出された方々が、自覚なく、一般的には「悪徳業者」と呼ばれてしまうような行いをする施工も増えていると思われます。
100件解体工事を行うと3件施主が罰せられると言うほど、未だに悪質な施工が行われてしまっているのが現状です。ここでは、解体業者だけにとどまらず、お客様の不利益となってしまう工事業者(会社)とは一体どういうものか?をご説明させていただきます。

悪徳業者や解体工事が粗悪な業者に依頼してしまった・・・失敗例のご紹介

他社に比べて安価だったので解体工事を頼んだが、後日「追加費用」という名目で多額の請求をされ、支払いをした。

解体工事では、建物の下に隠れている「地中埋設物」の撤去費用を見積書に含める事ができません。現地確認をするだけではその発見が不可能だからです。
地中埋設物には、主に浄化槽や便槽、標準よりも地中深くまで作られた基礎、以前の建物を解体した際に残していった廃材などが挙げられます。

本来、解体業者はこれら地中埋設物の処分に関して、お客様に口頭や図面でもって確認を取ります。そして万が一、解体工事中に地中埋蔵物が発見された場合は、お客様に地中埋設物が出てきた旨の報告とその発生した事実の確認をしていただき、撤去方法や費用の相談を行います。その上で作業を進めます。

しかし、悪徳業者はこの地中埋設物を偽造し、あたかも前から存在していたかのように説明をして撤去費用を工事開始後に要求してきます。「費用を支払わなければ取り壊し証明書を発行しない」など、脅しのようなことを言ってくる悪徳業者もいます。
取り壊し証明書がなければ建物滅失登記が行えず、最悪の場合は新しい建物の登記が行えないなど、様々な問題が発生します。

解体工事がずさんで、近隣に大変な迷惑を掛けた。工事後も近隣からのクレームが後を絶たない。

解体工事現場で起こる近隣トラブルはクレームだけだけではございません。近隣からのクレームが多くなると、最悪の場合は、解体工事を中断しなくてはならない場合がございます。解体工事が途中でストップすると、その分だけ工事期間が延び、工事期間が延びると、解体業者にとっては、雇っている職人やレンタルしている重機の使用期間が長くなり、それだけ経費が掛かってしまいます。
その経費分をお客様が「追加費用」という形で請求されてしまうのです。
悪徳業者ほど、こういった施工において「追加費用」を工学に要求してくる可能性が高いのです。

また、解体工事後に新築工事の予定が控えている場合は、それを延期せざるを得なくなります。新築工事の担当者に謝罪しなければならないばかりか、新築工事の業者にも職人や重機を確保した期間分の費用がかかり、その分をお客様が支払わなければならなくなる可能性があります。
とにかく近隣からのクレームが起こらないように施工を行ってもらえるようにしましょう。

クレームを起こさない解体業者の取り組み

・解体工事の着工前に、近隣の挨拶に回ってくれる。
・近隣に配る「工事案内」に解体業者と現場管理者への連絡先が記載されている。
・建物の3面は養生シートを設置してくれる。
・工事中はホコリやチリの飛散防止として散水してくれる。
・解体作業時間を決めて、迷惑がかかりそうな時間帯は作業をしない。
・接道を施工等で汚した場合はきれいに掃除して終了する。
・乱暴な言葉使いをしない。

工事中に解体業者が隣家を傷つけてしまった。その責任を自分が取ることになった。

解体作業による他の建物の破損等をお客様に負担させる解体業者というのは、工事保険に加入していないケースがほとんどです。弊社の登録会社はすべて保険加入をしております。本来、解体作業中に生じた事故や破損に関する保障は、100%お客様には関係ありません。正規の解体業者であれば当然それを認識しています。解体作業中の事故の保障をお客様に負担させる業者は、解体業者としての認可・免許などを保有していない、悪徳業者が多いです。

解体業者が工事の保険に入るためには、厳しい審査があります。反対に工事の保険に加入している業者は、厳しい審査をクリアした優良業者と言えます。解体業者に工事を依頼する前に、必ずその業者の保険の加入の有無を確認しましょう。さらに、できるかぎり重機保有の有無も確認しましょう。少なくとも重機を1台以上保有している解体業者を選びましょう。すべての車両や重機をレンタルで使用しているという業者は解体工事の実績が浅いだけでなく、問題があったときに連絡がつながらないケースがほとんどです。さらに重機を保有している会社のほうが料金的にも安く済むケースが多いと思います。重機保有の有無を確認する方法として、ご連絡をしていただき直接確認したほうがいいです。

まとめ

悪徳業者か優良の業者なのかは施工する前からでもリサーチできる場所はたくさんあります。施工が始まってからでは対処ができない場合のほうが多いため、まずは解体施工業者にご連絡をして確認できることをしてから施工を依頼しましょう。